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千葉県立病院6年連続赤字 19年度も人件費など増加

千葉県がまとめた病院事業会計の2019年度決算見込みは、最終損益が30億8131万円の赤字だった。人件費の増加などで、赤字額は前年度より11億8672万円増えた。県立病院の収支を示す同会計の赤字は6年連続となる。

本業の収入を示す医業収益は前年度比2.8%増の316億円。がんセンター(千葉市)では外来患者数や手術数が増え、こども病院(同市)でも外来患者の単価が上がり外来収益が増えた。一方、がん免疫薬のオプジーボなど高額医薬品の使用が増えたことや、医療従事者の給与が増加した影響で、本業にかかる医業費用は4%増の461億円となった。

県立6病院のうち、赤字額が最大だったのは佐原病院(香取市)で13億円。循環器病センター(市原市)が10億円で続いた。両病院は地域住民の減少や医師不足により患者数の減少傾向が続いている。新型コロナウイルス感染を懸念して来院患者数が激減していることから、20年度は県立病院全体で赤字額のさらなる拡大が見込まれる。

県は17年度から4年間を計画期間とする「千葉県立病院新改革プラン」を策定し、収益の改善を目指している。20年度が最終年度となるが「当初目標よりも収益が増えていない」(県病院局)。20年度内をめどに、経営改善に重点を置いた次期計画を策定する方針だ。

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