税務調査、コロナ下も厳格 名義預金や国外財産が焦点
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納税者の申告が適正かどうかを税務署がチェックする「税務調査」。個人では主に相続税調査が例年8月ごろから年末にかけて本格化する。今年は新型コロナ感染拡大の影響で調査官が納税者の自宅を訪れる「実地調査」はやりにくい状況だ。しかし当局はあの手この手を使って厳しく監視するとみられる。
「3密」回避で実地調査は慎重?
「今年は実地調査をあまり実施していないようだ」。都内で開業する税理士Aさんはこう話す。例年...
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