東レ系、D2Cで新素材Tシャツ 消費者に技術いち早く

2020/9/11 13:39
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東レグループでアパレル事業を手掛ける東レ・ディプロモード(東京・中央)は消費者に直接、商品を販売するD2C(ダイレクト・ツー・コンシューマー)向けの商品開発を開始した。消費者がメーカーより前に最新技術を体験できるようにする。気化熱の冷却効果を活用した涼感Tシャツを皮切りに、最新素材を使った衣料品や生活雑貨を展開する。

東レ・ディプロモードが発売したTシャツ「水を纏う」

商品開発のプロジェクト名は「MOONRAKERS」。東レグループの技術は衣料品メーカーなどに提供され、最終製品が完成してから消費者が利用することが多い。D2Cの商品ではメーカーに提供する前の最新の素材を消費者が体験できる。

第1弾として、特殊な素材や生地の構造を採用したTシャツ「水を纏(まと)う」を用意した。マクアケの運営するクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」を通じて10日から消費者への直接販売を開始した。

気化熱の冷却効果を利用して涼感を得られるようにしたのが特徴。水分を含んでも透けにくく、色も濃くなりにくい素材を使用した。ぬれてもべたつきにくい構造にして不快感を抑える。

「マクアケ」で28日までの期間限定で販売する。色は白、グレー、黒の3種類。価格はそれぞれ税別で6千円。

同プロジェクトでは今後もD2Cで商品を販売する予定。メーカーに販売する前の最新技術を用いて衣料品や生活雑貨などの商品を拡充する。「消費者からのフィードバックをより早く製品開発に生かす」(東レ)など効果を見込む。消費者からの反響をみて素材をメーカーにも販売するという。

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