アフガン和平協議、12日開始 捕虜解放が終了

2020/9/11 8:44
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アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは10日、アフガン政府との和平協議を12日にカタールで始めると明らかにした。ポンペオ米国務長官もカタールの首都ドーハを訪問し、協議に立ち会う。2月末に米国とタリバンが合意した捕虜解放が終了し、アフガンの将来の統治体制や停戦を巡る議論に入る。

アフガンで和平協議開始の前提になっていたタリバンの捕虜解放が終了した=AP

アフガンメディアによると、アフガン政府は10日、残っていたタリバンの捕虜6人の解放に踏み切った。和平協議の開始は、アフガン政府がタリバンの捕虜を最大5千人、タリバンは政府側の捕虜を1千人解放することを条件としていた。

当初は3月上旬にも協議を始める予定だったが捕虜解放が遅れていた。タリバンの捕虜6人は、フランスなどが自国民を殺害したとして解放しないようアフガン政府に要請していたという。

協議では新しい憲法や経済、国防の枠組みを話しあうとみられる。トランプ米政権は11月の大統領選を控え、駐留米軍の縮小を成果として訴える狙いがある。

タリバンとの和平交渉を進める「国家和解高等評議会」のアブドラ議長は10日「協議が永遠の平和と安定、戦争の終結につながることを期待している」とツイートした。ポンペオ米国務長官も10日「米国は12日から始まる協議を歓迎する。アフガンは40年にわたる戦争を終える絶好の機会だ」との見解を示した。

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