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8月の米卸売物価、前月比0.3%上昇

【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が10日発表した8月の卸売物価指数(最終需要向け製品およびサービス、2009年11月=100)は、季節調整済み前月比で0.3%上昇した。2カ月連続の上昇でダウ・ジョーンズまとめの市場予測(0.2%程度の上昇)を上回った。前年同月比では0.2%低下した。

サービス価格が前月比0.5%上昇し全体を押し上げた。卸売業者などが受け取るマージンが高まったほか、輸送サービスなども上昇した。製品価格も0.1%上昇した。食品とエネルギーは下落したが、これらを除く製品が0.3%上昇した。

全体から変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は前月比0.4%、前年同月比0.6%上昇した。

ウェルズ・ファーゴ証券のエコノミストは「コロナ危機関連の価格変動は元に戻ってきたものの、物価上昇の基調は当面弱い」との見方を示した。

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