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米シティ、次期CEOにフレーザー氏 大手初の女性トップ

(更新)
米大手銀で初の女性トップとなるジェーン・フレーザー氏=AP

【ニューヨーク=宮本岳則】米金融大手のシティグループは10日、マイケル・コルバット最高経営責任者(CEO、60)の後任として、ジェーン・フレーザー社長(53)を指名すると発表した。米大手銀では初めての女性トップとなる。新型コロナウイルス流行による景気停滞や長引く低金利など、厳しい経営環境下で次期トップの手腕が試される。

CEOの交代は2021年2月を予定している。12年から経営トップを務めるコルバット氏は交代後に引退するという。シティ在籍歴16年のフレーザー社長は現在、主力の消費者向け銀行事業のほか、富裕層向け事業を統括している。過去には投資銀業務や中南米事業に携わっていた。

ジョン・デューガン取締役会議長は声明で「事業や地域を幅広く経験している」と、フレーザー氏指名の理由を説明した。

ウォール街の米大手銀行の中では、シティのフレーザー氏が初の女性CEOとなった。すでに幹部クラスで活躍する女性は珍しくないが、最高責任者レベル(Cレベル)に就いた事例はまだ少ない。同氏は昨年、日本経済新聞のインタビューで「変化に素早く対応する競争力のカギは多様性」と強調していた。

JPモルガン・チェースでは、ジェイミー・ダイモンCEOの後任候補に、2人の女性幹部の名前が挙がっている。筆頭が消費者金融部門トップのマリアン・レーク氏だ。前職の最高財務責任者(CFO)時代にダイモン氏と共に投資家・アナリスト向け説明会をこなしていた。現CFOのジェニファー・ピプスザック氏も有力候補とされる。

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