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ベイルート爆発現場で火災

【イスタンブール=木寺もも子】8月に大規模爆発が起きたレバノン首都ベイルートの現場の港で10日、火災が起きた。ロイター通信によると、燃えているのはタイヤや油で、ヘリコプターが上空から放水するなどして消火にあたっている。火災の原因は不明だ。

レバノン赤十字は2次爆発の恐れはないとしている。死傷者は報告されていない。現場では大きな炎と黒煙がみられ、港で復旧作業にあたっていた人らが慌てて現場付近から逃れた。

ベイルートの港では8月4日、大規模な爆発が起き、約190人が死亡。約6000人が負傷し、街の広範囲が被害を受けたばかりだ。原因は断定されていないが、長年にわたって危険物の硝酸アンモニウム2750トンを放置していたことによる事故との見方が強い。

市民の間では危険物を放置していた政府や政治エリート層への不満が高まり、ディアブ政権が総辞職に追い込まれた。後継首相として指名されたアディブ氏は現在、各政治勢力と組閣協議を続けている。

18の公認宗派が混在するレバノンでは共存のため、政治ポストや議席などを分け合う仕組みを導入している。これが縁故主義や不正の温床となり、肥大化した公共セクターなどが重荷となって今年3月、初の国債デフォルトを宣言した。爆発は既に危機的状況にあった経済にさらなる打撃を与えた。

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