ポプラ、140店をローソンに売却 施設内店舗に特化

2020/9/10 20:07
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不採算の路面店を整理し、施設内の店舗に集中する

不採算の路面店を整理し、施設内の店舗に集中する

コンビニエンスストアのポプラは10日、全体の3分の1弱にあたる140店舗をローソンに売却すると発表した。路面店が中心で売却額は約15億円。2021年3~6月に140店の多くを「ローソン」などの屋号に変え、運営は引き続きポプラが担う。不採算の路面店を整理し、強みとしてきた病院やオフィスビルなどの施設内店舗に特化する。

同日付で設立した子会社のポプラリテール(広島市)が140店のうち126店を継承する。ポプラリテールがローソンのフランチャイズチェーン(FC)に加盟し、「ローソン」や共同店舗「ローソン・ポプラ」として運営する。

残り14店舗はローソンに譲渡する。建物の賃借権譲渡などで7億円、契約金として8億円をローソンから受け取る。

ポプラの7月末時点の店舗数は468店で、施設内と路面店の比率が半々程度。売却後もさらに不採算の路面店を整理し、一旦300店弱まで減らすという。

今後は競合の少ない施設内への出店に集中する。施設内のポプラは24時間営業ではなく、休店日もあるなど運営が通常の路面店とは異なる。施設内に特化することで物流面などをより効率化できるとみる。

ポプラは大手との競争激化で業績が低迷。20年2月期まで4期連続で営業赤字を計上した。新型コロナウイルスの影響で3~8月の既存店売上高も2ケタのマイナスが続く。事業環境が厳しいなか、強みに特化して生き残りを狙う。

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