熊本大構内でリュック発見 研究員、抵抗の痕なし

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2020/9/10 18:23 (2020/9/10 19:08更新)
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熊本大の研究員、楢原知里さん(35)が殺害された事件で、熊本県警熊本南署捜査本部は10日、楢原さんのリュックが勤務先がある熊本大本荘キャンパス内(熊本市)で見つかったと発表した。リュック内には財布やノートパソコンが残されていたという。

楢原さんの死因は首を絞められたことによる窒息。勤務先近くの側溝で見つかった遺体の首には、抵抗する際にできるひっかき傷のようなものはなく、爪の間から第三者の皮膚片なども検出されなかったことが捜査関係者への取材で判明した。捜査本部は、楢原さんが抵抗する間もなく短時間で殺害された疑いもあるとみている。

捜査本部によると、リュック内の財布には現金が残されていた一方、携帯電話はなかった。構内で見つかった落とし物として大学側に届けられた。大学側が9日、県警に連絡したという。捜査本部は発見場所や日時、財布やパソコン、携帯電話以外のリュック内の詳しい所持品について明らかにしていない。

遺体発見時、楢原さんが靴を履いた状態だった。楢原さん宅の玄関が施錠されていたことから、外出先で殺害された可能性があるという。

熊本大によると、楢原さんは長崎大での勤務を経て、今年4月からヒトレトロウイルス学共同研究センターに研究員として所属している。

遺体は7日午前9時10分ごろ、熊本市中央区本荘3にある市道脇の側溝で見つかった。楢原さんは6日午後5時ごろまで職場におり、直後に知人と会っていたことが確認されたという。〔共同〕

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