兵庫の芸術活動、中止で損失590億円

関西タイムライン
2020/9/11 2:00
保存
共有
印刷
その他

神戸大学の藤野一夫教授がアンケート調査をもとに損失額を推計した(神戸市の神戸大学六甲台キャンパス)

神戸大学の藤野一夫教授がアンケート調査をもとに損失額を推計した(神戸市の神戸大学六甲台キャンパス)

新型コロナウイルスの感染拡大で中止や延期となった兵庫県内の芸術文化活動の2~12月の損失額は590億円に上りそうだ。神戸大学の藤野一夫教授と研究室所属の学生が兵庫県内に在住、または活動拠点を置く事業者や個人に対してアンケート調査を行い、推計した。

アンケートは8月3~21日にかけて、音楽や美術、演劇などに携わる個人や団体にインターネットを通じて調査し、479人と126団体が回答した。

2~12月の損失は個人で平均107万円、団体では622万円に上る。この数字をもとに藤野教授が県内全体での損失額を推計した。アンケートでは、7月時点で個人・団体とも2割が活動を再開していないと回答しており、損失補填や活動の機会・場作りを求める声が聞かれた。

「芸術活動からは飲食代や交通費など3倍の経済効果が見込まれる」(藤野教授)ため、芸術文化活動が縮小すれば地域経済への影響は拡大するとみられる。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]