大阪の8月オフィス空室率、2.78%に上昇

2020/9/10 18:06
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オフィス仲介の三鬼商事(東京・中央)が10日発表した8月の大阪中心部のオフィス空室率は2.78%と前月比0.07ポイント上昇した。上昇は4カ月連続。景気の先行きを懸念して移転需要が落ち、成約が減っている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で業績が悪化した企業が解約・縮小する動きもあった。需給逼迫が続く市況を反映し、3.3平方メートル当たりの平均賃料は1万2006円と18円上がった。

梅田は2.01%で0.18ポイント上昇。2%台になるのは1年半ぶりだ。旅行会社や人材派遣会社が解約、縮小した。平均賃料は1万5918円と5円下がった。

今後の市況について、三鬼商事大阪支店の小畑大太支店長代理は「景気悪化に伴って、空室率の上昇傾向は続く。ただ大企業のオフィスに関わる経営判断は時間を要するため、少なくとも年内には(需給均衡の目安である)5%を超えないだろう」と見る。

東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の空室率は3.07%で0.30ポイント上昇した。平均賃料は2万2822円と192円下がった。

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