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葉加瀬太郎がデビュー30年で新作

デビュー30周年を迎えたバイオリニストの葉加瀬太郎が新アルバム「FRONTIERS」を発表した。1980年代、90年代のポップスやロックを取り入れた「元気でパワフルな」音楽ばかりを収録。その多くは、新型コロナウイルス下のステイホームの日々から生まれた。

節目の年に合わせ、春にはオーケストラと共演する大規模なコンサートを計画していたが、コロナ禍を受け延期に。東京パラリンピックのための曲も提供しているが、関連イベントはできなくなった。「どうせ外に出られないなら、こもって新作を作ろう」と思い直した。「全大陸を元気に」というアルバムのテーマを掲げ「4月に入る直前ぐらいから丸2カ月、一歩も外に出ていない」ほど制作に没頭したという。

自粛期間にまず取り組んだのが所有音源の整理。「しばらく聞いていなかったアーティストの音楽をじっくり聞き、自分がハタチぐらいのときのフィーリングを取り戻したくなった」。本作でa-haの大ヒット曲「Take On Me」をカバーしたのもそのあらわれだ。

普段の年なら100本ほどの公演をこなすが、家族と過ごす時間も増えた。自分のための曲を作る前に、20代の娘の歌をレコーディングしてみたり、10代の息子のためにラップの作品を作ったり……。「自分が掲げたテーマと向き合うための時間がとれた」。さらに「Sunny Side Up」という曲は妻と娘から「ステイホーム中に体操できるような音楽を作ってほしい」というリクエストを受け生まれたものだ。

18日の東京・八王子を皮切りに、年末まで全国ツアーも回る。「バンドのメンバーやスタッフを含めリスクはあるが、チームの力が衰えることが1番怖いこと。音楽業界を失速させたくないという気持ちだ」

(西原幹喜)

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