中国の8月の新車販売、11%増 5カ月連続プラス

アジアBiz
2020/9/10 16:47
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トヨタの中国販売は好調だ(広州市内の販売店)

トヨタの中国販売は好調だ(広州市内の販売店)

【北京=多部田俊輔】中国汽車工業協会は10日、8月の新車販売台数が前年同月比11.6%増の218万6千台だったと発表した。5カ月連続で前年同月実績を上回った。不振が続いていた電気自動車(EV)など新エネルギー車は25.8%増の10万9千台と大きく伸びた。政府の販売支援策が需要を押し上げた。

販売拡大をけん引するのは商用車で、41.6%増の43万1千台だった。政府が経済テコ入れを狙ってインフラ投資を増やしており、トラックの需要が大きく膨らんだ。都市中心部への乗り入れ規制が緩和されたピックアップトラックも好調だ。

乗用車は6.0%増の175万5千台だった。消費刺激を狙う政府の販売補助金が奏功し、海外旅行などが難しい富裕層や一部の中間層が高級車の購入に動いた。見栄えの良い多目的スポーツ車(SUV)がけん引し、セダンも好調だった。

7月に13カ月ぶりに前年同月実績を上回った新エネ車はEVに加え、プラグインハイブリッド車(PHV)も大幅増となった。米テスラの高い人気が続き、多くの新興メーカーの販売も伸びた。

メーカー別でみると、トヨタ自動車ホンダは8月単月の販売台数が過去最高を更新した。独フォルクスワーゲン(VW)や米ゼネラル・モーターズ(GM)も堅調だ。中国勢ではピックアップトラック人気で長城汽車の販売台数が3割近く増加し、ブランド力のある浙江吉利控股集団も2ケタの伸び率を確保した。

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