会計士の研修不正、広がる波紋 オンラインで二重受講
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公認会計士の法定義務である研修制度で不適切行為が発覚し、波紋を呼んでいる。あずさ監査法人の一部の会計士がオンラインで複数の講座を同時に受講し、必要な単位を不正に取得していたことが判明した。日本公認会計士協会は研修体制の実態調査に乗り出すなど解明を急ぐが、会計士への信頼は再び揺らぎ始めている。
「調査結果を確認し、会則に従って厳正に対処する」。会計士協会の手塚正彦会長は7日夜の記者会見で厳しい表情を...
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