バークシャー、米ハイテク・ベンチャーに出資 600億円

2020/9/10 3:07 (2020/9/10 5:02更新)
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バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイはハイテク・ベンチャーへの投資を決めた=ロイター

バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイはハイテク・ベンチャーへの投資を決めた=ロイター

【ニューヨーク=伴百江】米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが、米データ・サービス会社、スノーフレークに総額5億7000万ドル(約600億円)出資することが明らかになった。バークシャーがハイテク・ベンチャーに本格的に投資するのは異例。日本の商社株投資と並んで、投資戦略の見直しを進めていることが浮き彫りになった。

スノーフレークは新規株式公開(IPO)を計画している。同社が8日、米証券取引委員会(SEC)に提出したIPOの目論見書によると、バークシャーは顧客情報管理の米セールスフォース・ドットコム傘下のセールスフォース・ベンチャーズとともに、スノーフレーク株をそれぞれIPO価格で2億5000万ドル相当購入する。

さらに流通市場で400万株、3億2000万ドル相当を購入することで合意した。

スノーフレークは、クラウド技術を活用してビッグデータの保管や分析サービスを提供する。ニューヨーク証券取引所での株式上場を計画しており、公募価格は最大で1株85ドルと見込んでいる。予想通りなら同社の時価総額は約237億ドルと大型ユニコーンの上場となる。

バフェット氏は従来、ハイテク企業への投資には慎重で、2011年にIBM株を購入したのが初の本格的な投資だった。ただ、業界の付加価値がコンピューターからクラウドにシフトするなか、IBMの業績が低迷。バフェット氏は同社株を売却し、アップル株にハイテク投資の対象を移していた。

スノーフレークへの投資も、バフェット氏とその後継者候補による投資戦略の見直しを反映している。

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