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米シルバーレイク、リライアンスの小売業に千億円出資

米投資ファンドのシルバーレイクは、インド大手財閥リライアンス・インダストリーズ(RIL)傘下の小売り持ち株会社に750億ルピー(約1080億円)を出資する。RILが9日発表した。リライアンスは小売部門で実店舗とネット通販の融合を進める。

リライアンスは食品スーパー「リライアンスフレッシュ」などを運営する(ムンバイ)

シルバーレイクはRILの小売り持ち株会社、リライアンス・リテール・ベンチャーズに出資して同社の株式1.75%を取得する。リライアンス・リテール・ベンチャーズの2020年3月期は売上高が約1兆6300億ルピー、純利益が544億ルピーだった。

RILグループの小売部門は食品スーパーや家電量販店、衣料品店、自社ブランドの携帯電話販売店などを展開。インド全土に約1万2000店を構える。国外企業と組んで「ティファニー」「サルヴァトーレ・フェラガモ」といった高級ブランドも手がける。

石油関連事業が主力だったリライアンスは近年、通信や小売りなど消費者向けの分野に力を入れ、両分野が収益源に成長した。成長加速に向けて両分野で外部出資者の資金を集めている。それぞれの子会社を数年以内に上場させる計画を持つ。

特に通信分野では7月までの3カ月間に約1兆5千億ルピーもの資金を米フェイスブックや米グーグル、複数の投資ファンドから調達した。シルバーレイクも共同出資者とともに合計1千億ルピー超を出資していた。

シルバーレイクは米シリコンバレーを代表するファンドで、ツイッターや民泊仲介のエアビーアンドビーといった米企業に加え、アリババ集団など中国企業にも投資実績がある。

リライアンスのムケシュ・アンバニ会長兼社長は声明で「インド小売業の変革には技術が欠かせない。(テック業界で深い知見を持つ)シルバーレイクとの関係を広げられることをうれしく思う」と述べた。

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