産業革新投資機構がファンド設立 大型投資も視野

2020/9/9 19:35
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官民ファンドの産業革新投資機構(JIC)は9日、国内の業界再編や次世代産業の育成を目標としたプライベート・エクイティ(PE)ファンドを設立すると発表した。JICが最大で4千億円を出資し、1社あたり1千億円規模の大型の投資も想定する。

ファンドの運用会社「JICキャピタル」の設立登記を同日付で申請した。社長最高経営責任者(CEO)にはリクルートホールディングス顧問の池内省五氏が就く。ファンドの運営期間は10年間で、投資期間は設立から5年間とする。

当初のファンド規模は2千億円で、投資額は1社あたり100億~400億円。大型の買収など投資金額が大きくなる場合は、新ファンドとJICとの共同投資ファンドを設立し、JICが2千億円を出資する。

成熟期にある国内産業の業界再編や、民間からの成長資金が不足している産業への投資を想定し、海外も含めた統合や再編も後押しする。デジタル化で国内外の需要の増大が見込まれる企業への投資も視野に入れる。

JICの横尾敬介社長は記者会見で「コロナ禍でデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進しなければいけない状況が生まれている。そこに投資できれば社会の役に立つ」と述べた。

JICは7月に1号ファンドを設立しており、今回はそれに続くファンドの設立となる。

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