/

自民党総裁選 演説会・記者会見の発言要旨

石破氏「地方創生を全身全霊で」

【憲法改正】2012年の自民党の草案に立ち返るべきだ。政党をしっかり憲法に書く。鳥取・島根、高知・徳島の合区を解消するために憲法改正は必要だ。わが党は先頭に立って議論を深め一刻も早く憲法改正に取り組むべきだ。

【地方創生】東京の負荷を減らしていかないといけない。地方に雇用と所得は絶対に必要だ。地方創生に全身全霊で取り組み、新しい日本をつくっていく。

【新型コロナウイルス対策】医療現場は逼迫していないという認識には立っていない。医療現場に対する支援を最大限やっていかないといけない。感染の早期収束のため特措法改正が必要だ。

【敵基地攻撃能力の保有】憲法上は可能だ。日米安保との関係はどうなるかなどを詰めずに敵基地攻撃能力という言葉が一人歩きするのは極めて危険だ。イージス・アショアの機能は残していかなければならない。

【防災】災害は忘れる間もなくやってくる。防災省は必要だ。知識は伝承され継承されなければならない。

【政治姿勢】なし遂げたいのはグレートリセット。この国の設計図を書き換える。学校法人「森友学園」や「加計学園」問題、「桜を見る会」は、どの世論調査をみても納得した人が非常に少ない。政治は結果責任だ。納得したという人が増えなければ責任を果たしたことにならない。

【記者会見・国会出席】メディアは国民を代表して聞いている。可能な限り答えないといけない。首相の国会出席の時間は他国と比べて非常に長い。いたずらな拘束はあってはならないが、答えなければいけないことにはきちんと答える。

【総裁選】選挙期間が短いのは極めて残念だ。米大統領選は長い時間をかけている。

【衆院解散・総選挙】衆院解散は衆院と内閣の意思が異なったときに主権者たる国民の意思を聞こうという趣旨だ。いまコロナ禍にあって、そういう状況だと全く思っていない。

菅氏「閣僚に改革意欲ある人優先」

【コロナ対策】安倍晋三首相が進めてきた取り組みをしっかり継承し、さらに前に進めたい。検査体制を拡充し2021年の前半までに全国民のワクチン確保を目指す。経済対策は迅速に必要な人に届けたい。

【地方活性化】官房長官として力強く進めた外国人観光客(インバウンド)や農産品輸出の促進、最低賃金の全国的な引き上げは地方を活性化したい思いからだ。取り組みを強化し、頑張る地方を応援する。

【経済政策】バブル崩壊後、最高の経済状態を実現したところで新型コロナが発生した。まず危機を乗り越え、デジタル化やサプライチェーン(の再構築)など新たな目標に集中的な改革や必要な投資をする。再び力強く経済成長を実現したい。安倍政権の経済政策は引き継ぎたい。

【少子化】不妊治療への保険適用(の拡大)を実現したい。待機児童問題に終止符を打つ。

【行政・規制改革】複数の役所に分かれている政策を強力に進めるデジタル庁を新設したい。行政の縦割りを打破し、既得権益を取り払い、あしき前例主義を排し、規制改革を全力で進める国民のために働く内閣をつくる。大胆に実行する。

【衆院解散・総選挙】新型コロナを最優先で考えたい。感染状況がどうかが大きく影響する。国民が期待するのは安心できる日常を一日も早く取り戻すことだ。

【閣僚人事】適材適所でやる。改革意欲のある人、専門的立場の人を優先した方がいい。

【憲法改正】結党以来の党是で当然改憲すべきだ。審査会を進めて挑戦したい。

【敵基地攻撃能力の保有】与党の議論を見ながら対応したい。

【国会対応】世界と比べ日本の首相は国会に出席する時間が多い。出席は大事なところで限定すべきだ。

【総裁選】上京した際、いまの自分は全く想像できなかった。私のような普通の人間でも努力すれば首相を目指せる。まさにこれが日本の民主主義ではないか。

岸田氏「ドリームチームで国難乗り越える」

【安倍政権】経済、外交において大きな成果を上げた。政調会長や外相として「チーム安倍」の一員で仕事できたことを誇りに思う。

【意思決定】強力な権限を持った組織で進めなければならない課題はトップダウンや官邸主導で取り組む。権力は謙虚に丁寧に使う。組織の意見をくみ上げるにはボトムアップの政治手法も有効だ。2つの手法を賢く使い分ける。

【コロナ対策】PCR検査を充実させる。経済の厳しい状況を考えると金利を上げることはできない。必要であれば思い切った財政措置を引き続き考えていく。

【経済政策】格差問題に向き合う。成長の果実の分配、税制などにおける分配を考えなければならない。中間層への支援も課題だ。教育費、住宅費などの支援が効果的だ。最低賃金の引き上げも考える。

【デジタル化】「デジタル田園都市構想」を考えている。デジタル化を進め、省庁の垣根を払う。「デジタルトランスフォーメーション(DX)推進委員会」や「データ庁」も考えられる。

【外交・安全保障】日米、日中関係ともに大事だ。世界の分断、保護主義が進むなかで日本のように資源のない国が生きていくには多国間外交も重要になる。自由や民主主義といった基本的な価値を共有する国々と環境やエネルギー、平和などの問題に取り組む。

【憲法改正】自民党が既に明らかにしている4項目のたたき台を議論を進める材料として訴えていく。国民にしっかり考えてもらう機会を増やすことが王道だ。

【閣僚人事】オール自民党でドリームチームをつくり、最高のパフォーマンスを発揮しないと国難を乗り越えられない。自分自身が輝くのではなく、チームに参加したひとりひとりが輝くチームをつくりたい。

【衆院解散・総選挙】まずは新型コロナ対応が最優先だ。その先は一概にいつとは言えないが、国民のエネルギーを頂く必要があると判断したなら解散はありうる。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン