筑邦銀行、事業承継で提携 さわかみ投信系ファンドと

2020/9/8 18:48
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筑邦銀行は8日、さわかみ投信系のYamatoさわかみ事業承継機構(YSK、東京・千代田)と提携したと発表した。YSKは事業承継期を迎えた中小企業に投資して、時間をかけて経営改善を行う支援モデルを得意としている。筑邦銀行が取引先を紹介し、共同で支援する。

業務提携の調印式に出席した筑邦銀行の佐藤清一郎頭取(左)

YSKは支援先の株式を原則全て買い取り、永久保有する。3~5年ほどで売却する通常のファンドや、相手先の経営方針に左右されるM&A(合併・買収)と異なり、地元で雇用や経営方針を守りながら事業を続けられる。企業側のニーズに応じて経営者の派遣や法務や総務、営業機能を引き受ける支援も行う。

筑邦銀行は九州地域の地銀で初めての提携先となる。佐藤清一郎頭取は同日、本店(福岡県久留米市)で開いた記者会見で「決まった支援フォームは用意せず、案件ごとに一緒に支援策を考える」と説明した。

中小企業庁によると、2015年からの10年間で70歳を迎える中小・零細の経営者は約245万人。約半数は後継者が決まっていない。休廃業が増えれば地域経済の地盤沈下につながり、地銀にとっても大きな経営課題となっている。

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