静岡県内の8月倒産、大型倒産発生で負債総額3割増

2020/9/8 20:00
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東京商工リサーチ静岡支店が8日発表した静岡県内の8月の倒産件数(負債額1000万円以上)は、前年同月に比べ2件増え14件だった。負債総額は31%増の19億700万円だった。

旅館業の下田海南荘(静岡県下田市)が特別清算を申請し、3カ月ぶりに大型倒産があった。同支店試算では負債額は14億3000万円。

業種別ではサービス業などが6件で最多だ。製造業が4件、卸売業が2件と続いた。倒産原因は販売不振が最も多く10件だった。地域別では東部が6件、中部が4件、西部が4件となった。

新型コロナウイルスを理由にあげた倒産は8月は宝石・貴金属卸の豊栄(浜松市)の1件で、累計で16件となった。

調査担当者は「国や自治体による資金支援が倒産の抑制に一定の効果があったとも考えられる」とみる。だが、業績回復までの期間の長期化は廃業や倒産へのリスクとも指摘している。

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