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総裁選共同記者会見 菅氏、衆院解散「コロナ最優先」

(更新)

菅義偉官房長官は8日午後、安倍晋三首相の後継を決める総裁選告示を受けた記者会見で、早期の衆院解散・総選挙に関し「新型コロナウイルスを最優先に考える。感染状況がどうかが大きく影響する」と述べた。

「国民が期待するのは安心できる日常を1日も早く取り戻してほしいということだ」と主張した。新しい内閣の人事を巡り「適材適所。改革意欲のある人を優先して考える」と語った。

首相の国会出席のあり方について「主要7カ国(G7)でこんなに国会に縛られている国はない」と説明した。「大事なところに限定すべきだ。そうしないと行政の責任をなかなか果たせない」と力説した。

記者会見には立候補した石破茂元幹事長、菅氏、岸田文雄政調会長の3人が臨んだ。14日に両院議員総会を開いて投開票し、新総裁が決まる。

石破氏は早期の衆院解散・総選挙について否定的な考えを示した。新型コロナへの対応を挙げ「衆院解散は(一時的に)衆院議員がいなくなるということだ。我々は4年の任期を国民からいただいている。任期を全うすべきだ」と語った。

岸田氏は「世の中の動き、政治の動き、浮かび上がった課題をみたうえで今、政治は国民からエネルギーを頂かなければいけないという判断があったなら解散ということはありえる」と述べた。

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