/

サムスン、中国・天津のテレビ工場生産中止

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子は8日、中国天津市のテレビ工場の生産を11月末に中止することを明らかにした。人件費高騰や販売低迷を背景にベトナムなどに生産移管し、中国でのテレビ生産から撤退する。サムスンはスマートフォンやパソコンでも中国生産を取りやめており、組み立て工場の「脱・中国」を加速する。

サムスンは薄型テレビで世界シェア首位を維持している

天津工場は1993年にテレビ生産を始めた。これまで規模を段階的に縮小しており、現在の従業員は300人余りだった。生産停止に伴い、配置転換や再就職支援などを行うという。

生産機能はベトナムやメキシコ、ハンガリー、エジプトなどのテレビ工場に移管する。薄型テレビで世界シェア首位のサムスンは販売台数の拡大に合わせて世界各地に組み立て工場を建設してきた。天津工場の稼働停止について同社は「グローバル生産体制の運営効率を高めるため」と説明している。

サムスンは2019年末までに天津市や広東省恵州市のスマホ工場を閉鎖し、20年7月には江蘇省蘇州市のパソコン工場での生産を中断すると発表した。中国企業が手掛ける製品の性能向上や韓国製品の不買運動などに伴う同国でのシェア低下が工場停止につながっている。

中国の生産拠点は現在、蘇州の家電工場と陝西省西安市の半導体メモリー工場、半導体の後工程工場が稼働を続けている。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン