キトラ古墳など3件選定 第2回日本天文遺産

2020/9/8 0:00
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日本天文遺産に選ばれた「観測日食碑」(日本天文学会提供)=共同

日本天文遺産に選ばれた「観測日食碑」(日本天文学会提供)=共同

日本天文学会は7日、第2回の日本天文遺産として「キトラ古墳天井壁画」(奈良県)、「明治20年皆既日食観測地および観測日食碑」(新潟県)など3件を選んだと発表した。天文学の遺産を保護するため昨年、初認定した。第2回は3月発表予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期していた。

7世紀末~8世紀初めごろに造られたとされるキトラ古墳は天井に74の星座、黄道や赤道など4つの円を描いた天文図がある。アジア大陸での観測に基づいたとみられ「日本への科学知識や文化の流入を知ることができる。天文学史上極めて重要」と評価した。

1887年8月19日、望遠鏡による皆既日食の撮影など、日本初の近代的日食観測に成功した新潟県三条市内の観測地も選んだ。周辺は「大崎山公園」として整備され、記念碑も残されている。

東京都三鷹市の国立天文台で保存・公開されている「6メートルミリ波電波望遠鏡」も選定された。〔共同〕

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