電通、企業の経営戦略を評価
電通は7日、企業の経営層や従業員へのヒアリングなどを通じて、企業の経営戦略やビジョンを評価する新サービスを始めた。企業が掲げるビジョンが、実際の経営や組織作りと結びついているかや商品の販売戦略に反映されているかを診断、評価する。2カ月ほどの期間をかける。
広告宣伝の指南などを手掛けるグリッド(東京・世田谷)と共同で、「ビジョニアリング・アセスメント」の提供を始めた。企業のビジョンを従業員が認知しているかや、実際に日々の業務に反映しているかなどを社員向けのアンケートを実施することで定量的に評価する。従業員の評価制度や宣伝物の制作など幅広く経営の課題を発見することを目指す。