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印通信ボーダフォン・アイデア、最大3600億円調達へ

インド携帯通信3位のボーダフォン・アイデアは最大2500億ルピー(約3600億円)を調達すると発表した。同社は2019年秋まで業界首位だったが、シェアを奪われ業績が悪化している。政府に対し過去の免許費用などを支払う必要もあり、巨額の資金調達に踏み切る。

英ボーダフォンのインド法人と印財閥系アイデア・セルラーは2018年に統合した=ロイター

新株や社債の発行によって調達する計画だが、引受先は未定。地元メディアなどでは、米アマゾン・ドット・コムや米グーグルが出資するとの観測が浮上している。

ボーダフォン・アイデアは、英ボーダフォン現地法人とインドの財閥系アイデア・セルラーが2018年に統合して誕生した。当時、2位と3位だった両社は、統合で業界首位に立ったが、低価格攻勢をかける大手財閥リライアンス・インダストリーズにシェアを奪われた。契約者数のシェアは今年5月時点で27%となり、3位に沈む。

20年3月期は約7400億ルピーの最終赤字を計上した。リライアンスをはじめとする競合との価格競争で体力を消耗した。政府への免許料支払いなどに伴う特別損失も響いた。4~6月期も約2550億ルピーの赤字だった。

インドの通信会社は、事業を通じて得た「総収入」の一定割合を、免許料や通信利用料の形で政府に支払う義務がある。総収入の定義を巡り、企業側と政府の間で見解が分かれ争われていたが、インドの最高裁が昨年10月に最大9200億ルピーの支払いを産業界に命じた。ボーダフォン・アイデアは5000億ルピーを今後10年間に支払わなければならない。

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