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インド、コロナ感染者世界2位 420万人でブラジル抜く

インドは新型コロナの検査数を増やしている

米ジョンズ・ホプキンス大学によると、インドの新型コロナウイルスの感染者が7日(日本時間午後4時)に累計約420万人に増え、ブラジルを抜いて世界で2位の多さになった。13億人の人口大国では感染が都市から地方に急拡大しており、足元の新規感染は世界最多となっている。インドが米国を超え、世界1位になるとの声もある。

インドの新規感染は前日よりも約9万人増え、7日時点で413万人のブラジルを抜いた。米国は同日時点で627万人だが、新規感染は1日あたり3万~4万人に減りつつある。インドの新規感染は拡大ペースが加速しており、専門家の間では米国を追い抜く可能性も指摘され始めた。

印メディアの調べによると、6月に新規感染の41%を占めていた首都ニューデリー、商都ムンバイ、南部チェンナイの3都市の割合は8月に6%まで低下した。最近の新規感染は9割以上が地方となり、医療体制も脆弱なことから感染拡大に拍車がかかっている。

インドは3月末からコロナ対策として全土封鎖を始めたものの、失職した出稼ぎ労働者が街にあふれて感染拡大の火種となった。インドの民間調査会社によると5月に最大1億2千万人が職を失ったとみられる。感染が広がるなかでも6月から経済活動を再開したために感染拡大が勢いづいた。足元では地方の州政府が独自に都市封鎖を再び始める動きもある。

インドの4~6月期の実質経済成長率はマイナス23.9%と四半期ベースでは過去最悪だった。下落幅は世界の主要国のなかでも大きい。インドは感染が落ち着く時期が見通せず、来年前半までマイナス成長が続くとの見方も浮上している。インドの経済界では新たな景気対策が欠かせないという声が少なくない。

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