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東北6県と新潟、域内観光促進へ知事ら共同メッセージ

東北6県と新潟県の知事らは7日、域内観光を促進する「東北・新潟共同メッセージ」を出した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている観光業を回復させるため、県民に限定した観光キャンペーンの対象を東北・新潟にも広げるなどの具体策を実施・検討する。

共同メッセージを発表する山形県の吉村美栄子知事(7日、県庁)

「東北・新潟の魅力を再発見する旅に出かけよう」と呼びかけるメッセージは、各県知事と仙台・新潟両市長、東北観光推進機構会長の10人で出した。感染防止に取り組みながら、「各自治体や国の支援制度を利用し、旅に出かけましょう」としている。

域内旅行を呼びかける東北・新潟共同メッセージ

山形県の吉村美栄子知事は同日の臨時記者会見で、「旅行マインドが戻っておらず、対象を拡大しようと2週間ほど前から知事らに連絡を始めた」と経緯を説明した。山形では宿泊割引制度「県民泊まって元気キャンペーン」の対象を15日から東北・新潟にも拡大。さらに国の「Go Toトラベル事業」と併用できるようにする。

県民限定の割引クーポンを150万枚発行したが、割引率の高い「Go To」を利用する人が多く、8月末で販売は26%にとどまっている。吉村知事は「(客数は)7月に戻ったが、8月は逆に下がったと聞く。思い切った手を打つために対象を拡大する」という。

宮城県は1日から東北・新潟の県民向けに観光割引を始めた。20室未満の民宿など小規模な宿泊施設が対象で、1人あたりの宿泊費を最大で5000円割り引く。特設サイトに掲載されている対象施設に連絡し、チェックイン時に居住地が分かる運転免許証などを提示すれば割り引きを受けることができる。県はのべ6万人の利用を想定し、予算として1億5000万円を計上している。

岩手県も県内宿泊施設の宿泊料金を補助する「岩手(じもと)に泊まるなら地元割クーポン」を10月以降も継続するとともに、対象を東北・新潟に拡大する方針だ。同事業費5億5000万円を盛り込んだ追加補正予算案を、8日開催予定の臨時県議会に提出する。

新たに割引額も拡大。現行のクーポンから1000円増やし、宿泊料金が3000円引きとなるようにする。来年3月末まで利用でき、県民向けに15万枚、県外向けに10万枚を発行する計画だ。

秋田県の佐竹敬久知事は7日の定例記者会見で「県内は(県民限定の)プレミアム付き宿泊券などによって一定の観光流動がみられるが、県内の方は県内に(旅行に)行ってもなかなか地元のお土産を買わない」と指摘。東北6県と新潟は感染者数が比較的少ないことから、国の「Go To」の活用により、「周辺地域との往来も見込め、土産物などについても効果がある」と呼びかけた。

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