KDDIと豊島区、スマホアプリで住民の健康増進

2020/9/7 17:15
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KDDIと東京都豊島区は7日、スマホアプリで住民の健康増進を進める実証実験を11月に始めると発表した。体重や歩数を管理するほか、健康診断の結果から生活習慣病のリスクを診断する。豊島区は一人暮らしの高齢者の割合が日本で一番高く、KDDIとの取り組みで高齢者が住みやすい街づくりを目指す。KDDIは実証を通じて、ヘルスケア事業を強化する。

KDDIと豊島区はスマホアプリで住民の健康を増進する取り組みを始める(左から森田圭取締役、高野之夫豊島区長)

KDDIと豊島区はアプリを使って豊島区民の健康を推進する実験を11月に開始する。東京都の受託事業の一環で、デジタル技術を活用して健康を増進する取り組み。

KDDIが健康管理アプリ「ポケットヘルスケア」を提供する。利用は無料。体重や歩数などの利用者のデータをグラフで確認できるようにする。歩数に応じて、健康食品と交換できるポイントを獲得できる仕組みで、利用者の運動を促す。

健康診断の結果をスマホで撮影すると、生活習慣病のリスクを診断する機能も付ける。ほかに、スマホで体調や症状に関する質問に答えると、人工知能(AI)で病気の早期発見につなげる。

7日のオンライン説明会に登壇した森田圭取締役は「スマホを通じて、地域の暮らしに寄り添い、健康医療のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進したい」と強調した。

KDDIは実証実験を通じて、オンラインの診療や服薬指導などアプリの機能を拡充する見込み。2021年4月以降にアプリの提供を豊島区以外でも始める計画だ。

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