岩手銀、被災全店が全面復旧 大船渡支店の新店舗再建

東日本大震災10年へ
2020/9/7 18:20
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岩手銀行は東日本大震災の津波で全壊して仮店舗で営業を続けてきた大船渡支店(岩手県大船渡市)の店舗を再建し、7日に営業を始めた。新店舗の開業で震災から9年半ぶりに被災した8支店すべてが全面復旧したことになる。

ガラスを多用し、明るく開放的なデザインの岩手銀行大船渡支店(7日、大船渡市)

テープカットで大船渡支店の新店舗開業を祝う田口幸雄頭取(左端)ら(2020年9月7日、大船渡市)

大船渡支店の新店舗は被災前の店舗から約200メートル内陸側に建設。2階建てでガラスを多用した明るく開放的なデザインとした。同支店は被災後の2011年9月にテナントビル内の仮店舗で営業を再開したが、店舗の再建は用地のかさ上げを含めた土地区画整理事業などで時間がかかっていたという。

この日は新店舗の開店前にオープニングセレモニーを開催。田口幸雄頭取や大船渡市の戸田公明市長が出席し、テープカットを行うなどして同支店の新たなスタートを祝った。セレモニー終了後、田口頭取は「顧客のいろいろな課題にしっかりと立ち向かえる店舗になると期待している」と語った。

同行では大震災で大船渡支店のほか、野田(野田村)、宮古(宮古市)、山田(山田町)、大槌(大槌町)、はまゆり(釜石市)、高田(陸前高田市)、気仙沼(宮城県気仙沼市)の計8支店が被災。被災直後はいずれも仮店舗で営業していたが、11年12月の大槌支店を皮切りに本店舗での営業再開を進めてきた。

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