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トヨタや日産、九州の車工場停止相次ぐ 台風10号

(更新)
日産自動車九州の生産ライン(福岡県苅田町)

台風10号の影響で九州にある自動車工場が相次ぎ稼働を停止している。トヨタ自動車日産自動車は7日の操業を停止し、取引先の部品会社の間でも追随する動きが出ている。九州は国内の自動車生産台数の2割程度を占め、関連産業が集積する。現時点で生産設備や従業員の被害は確認されていないとみられる。

トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)は7日、宮田工場(同)をはじめ全3工場の操業を取りやめた。全社員に出社禁止を呼びかけ、被害状況については確認できておらず不明としている。8日以降の稼働については未定としている。

宮田工場では高級車ブランド「レクサス」を生産し、2019年度の完成車の生産台数は44万6991台。小倉工場(北九州市)ではハイブリッド車向け部品を手掛け、苅田工場(福岡県苅田町)ではエンジンを生産する。トヨタ九州の従業員数は全体で1万750人。

ホンダは二輪車製造の熊本製作所(熊本県大津町)の7日の稼働を停止した。同製作所の19年度の二輪生産台数は23万台。従業員や取引先への影響を確認したうえで、8日は通常通りの稼働を予定する。熊本製作所の停止に伴い、ホンダ系車部品メーカーの八千代工業武蔵精密工業も九州にある子会社の拠点で7日の休業を決めた。

日産自動車九州(福岡県苅田町)も、7日午前の工場稼働を停止している。マツダも本社工場(広島市)と防府工場(山口県防府市)の完成車工場を6日夜~7日にかけて停止した。電車の停止などで従業員が通勤できないほか安全を考慮してとめた。工場設備への被害や停電などは現時点で確認されておらず、8日には再開の予定だという。

ダイハツ九州(大分県中津市)7日の操業を取り止め、8日以降の操業は未定としている。同社では「ムーヴ」などを生産し、19年度の生産台数は44万1千台。

18年度の九州の自動車生産台数は前年度比2.3%増の約143万6千台(福岡県調べ)と4年連続で増加し、過去最高となった。国内生産台数の2割近くを占める。19年度は新型コロナウイルスの影響もあり、約141万台だった。

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