失格のジョコビッチ「とても悲しい」 全米テニス

四大大会通算17勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、6日の男子シングルス4回戦で失格になった。ジョコビッチは自らのSNS(交流サイト)で「とても悲しく、空虚な気分だ。線審の位置を確認して打ったが、彼女はケガなどないと聞いてホッとした。このような問題を起こしてとても申し訳ない。意図的ではないが、非常に悪いことをした」とコメントした。
年初の全豪を制したジョコビッチは今季は一度も負けがなく、今大会も優勝候補の筆頭だった。これで今大会に四大大会優勝経験者がいなくなった。「違うところに飛んでいたら罰金(で済んでいた)。彼には不運だった。これで誰が勝っても新王者。若い選手だと思う。これから面白くなる」と、23歳の第5シード、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は話した。
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