コロナ対策でロボ需要 人と協働、ファナック3倍に増産
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新型コロナウイルス禍で工場での感染リスクが問題になる中、生産ラインで人間のそばで作業できるロボットの需要が高まっている。国内最大手のファナックが2021年中に3倍に増産し、三菱電機や芝浦機械も参入。「3密」を回避するため、日用品や食品など従来は手作業だった生産現場にも導入が広がりつつある。
人間のそばで働けるロボットは「協働ロボット」と呼ばれる。自動車の組み立てなどに使われる従来型の産業用ロボットは高速で動き危険なため人間...
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