声楽、ビオラで日本勢活躍 ブラームス国際コンクール

2020/9/6 15:04 (2020/9/6 17:56更新)
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【ウィーン=共同】オーストリア南部ウェルター湖畔で5日、ヨハネス・ブラームス国際コンクールのビオラ部門の決勝があり、主催者によると近衞剛大さん(22)=オランダ在住=が1位となり、3位までを日本勢が独占した。4日の声楽部門では森野美咲さん(31)=岡山市出身、ウィーン在住=が1位に輝いた。

ヨハネス・ブラームス国際コンクールのビオラ部門で1位になった近衛剛大さん(中央)、2位の有冨萌々子さん(左)、3位の湯浅江美子さん(5日、オーストリア・ペルチャッハ、有冨さん提供)=共同

森野さんと岡山城東高の同級生で、伴奏を務めた木口雄人さん(31)=岡山県高梁市出身、ウィーン在住=も最優秀ピアノ伴奏賞を受賞した。新型コロナウイルスの影響で音楽活動は困難を強いられているが、森野さんは「久しぶりに観客の前で歌えた。同級生と受賞できたのも、とてもうれしい」と話した。

同世代の奏者との交流や、小澤征爾さんの指揮を経験し刺激を受けたという近衞さんは受賞後、「こうした経験を生かして室内楽を弾いていきたい」と語った。

ビオラ部門の2位は、有冨萌々子さん(24)=千葉県木更津市出身、ウィーン在住、3位は湯浅江美子さん(24)=東京都出身、ドイツ・ミュンヘン在住=が入賞した。有冨さんは「ビオラらしい深くて柔らかい音を出す研究を続けていきたい」と喜びと抱負を語った。ウェルター湖畔のペルチャッハはブラームスが夏を過ごし作曲もしたゆかりの地で、同コンクールは今年で27回目。

〔共同〕

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