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ゴーン被告協力の2容疑者 米裁判所が引き渡しを判断

(更新)
19年12月、イスタンブール空港の防犯カメラに写るマイケル・テイラー容疑者(中央)=AP

【ニューヨーク=中山修志】米マサチューセッツ州連邦地裁は4日、日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告の国外逃亡に協力したとして拘束中の2人の容疑者について、日本への引き渡しが可能だとする法的判断を下した。裁判所の判断に基づき、米国務省が引き渡しを最終決定する。

米陸軍特殊部隊グリーンベレー元隊員のマイケル・テイラー容疑者と息子のピーター・テイラー容疑者は、日本政府の要請に基づいて5月にマサチューセッツ州で米検察当局に拘束された。東京地検は日米間の犯罪人引き渡し条約に基づいて両容疑者の引き渡しを求めている。

弁護側は日本では保釈中の人物が逃亡することは犯罪にはならず、手助けした2人も罪に当たらないと訴えたが、裁判所はこの主張を退けた。米国務省が引き渡しを認めれば、両容疑者は日本に送致されて取り調べを受けることになる。引き渡しを不服とする場合は10日以内に控訴することができる。

両容疑者は2019年12月、保釈中のゴーン被告を楽器ケースに隠し、プライベートジェットでレバノンに逃亡することを手助けした疑いが持たれている。ゴーン被告の銀行口座から容疑者側に計約86万ドル(約9100万円)が送金されたことも明らかになっている。

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