ANAとJAL、苦肉の貨物便頼み 運賃高く旅客減補う
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新型コロナウイルスの影響で旅客が激減するなか、ANAホールディングス(HD)は国際貨物の輸送を増やしている。9月の臨時貨物便の運航数は400便と、約10便だった昨年を大きく上回る見通し。新型コロナで需要も低迷するが、貨物も運ぶ旅客便の激減で運賃が上昇。売り上げが見込める数少ない事業になった貨物輸送に頼る、苦肉の戦略となる。
ANAHDの航空貨物子会社、ANAカーゴ(東京・港)は2月以降、貨物の臨時便の運航が...
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