NTTコム、仮想空間のオフィス公開 在宅勤務向け

2020/9/4 17:10
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NTTコミュニケーションズは4日、在宅勤務向けの新たなコミュニケーションサービス「ニュワーク」を報道陣に公開した。パソコン上で、話題ごとにオフィスのような仮想空間を提供する。従来の会議システムのようなURLの発行などが不要で、1秒で相談や雑談を始めることができる。法人や官公庁で、2020年度中に100万人の利用を目指す。

パソコン上で、いつでも気軽に相談や雑談ができる新サービス「ニュワーク」

8月31日にサービスを無料で始めた。すぐに会話できる「オープン」、聞くだけの「ワーク」、作業に集中したいときに会話をブロックする「ゾーン」と、各従業員が3つの状態を設定できる。常にネットに接続し、隙間の時間で、1対1でも気軽に対話でき「会えないことでのコミュニケーション不足を解消し、在宅勤務の課題にこたえる」(工藤潤一取締役)という。

NTTコムは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、従業員の8~9割が在宅勤務を続けている。オンライン会議システムは米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ、マイクロソフトなどが席巻するが、「立ち話感覚での相談、息抜きの雑談の潜在ニーズは強い。従来の会議システムとは違う」(同社)。3年後をめどに1000万人の利用を目指す。

ニュワークは1カ月で設計し、2カ月で開発した。インフラサービスの開発が多いNTTコムとしては珍しく、試作品を迅速に出し、改良を重ねる「アジャイル開発」を採用した。NTTコムの別の有料サービスの自動議事録作成、自動翻訳とも連携できる。今後はニュワーク上で、同様の機能を使いやすくする改良も検討する。イノベーションセンターテクノロジー部門の大津谷亮祐担当部長は「スピード感、内製開発を強化していく」と説明する。

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