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トーハン、中国との出版社商談会 オンラインで

出版取次大手のトーハンは、国内の出版社が中国の出版社に書籍を紹介し、版権の売買交渉につなげる商談会をオンラインでこのほど始めた。従来、日本の出版社は中国現地で開催される商談会に参加していたが、新型コロナウイルスの影響を受け、オンラインに切り替えた。今後も中国のほか欧州などを対象に年4回ほどオンライン商談会を開催する予定だ。

トーハンが8月に開催した日中の出版社によるオンライン商談会の様子

トーハンは出版社向けに版権のオンライン商談会を始めた。第1回は8月に開催し、日本の出版社では集英社やNHK出版(東京・渋谷)など13社が参加。中国からは約50社の出版社がオンラインで視聴した。

商談会では、日本の出版社が中国の出版社に文学作品や実用書、児童書などの書籍を紹介した。作者や物語の内容、書籍の装丁などを説明。中国の出版社は気に入った作品を見つけられ、版権の交渉につなげる。

従来、国際的な商談会はトーハンが国内の出版社を取りまとめ、中国現地で開催される「北京国際図書博覧会」に参加することで、現地の出版社と対面でやり取りしていた。今回、新型コロナの感染拡大を受け、渡航せずにオンラインで商談会を開催することにした。

新型コロナで渡航が難しくなるなか、対面を基本としていた海外出版社との商談は滞っている。日本と海外の出版社の仲介を手がけるトーハンによると、4~7月の海外との版権の取引件数は前年同期と比べて約2割減ったという。

五十嵐正孝海外事業部長は「オンラインを活用し、出版社同士の交流を深めたい」と話す。10月には欧州の出版社とのオンライン商談会を予定しており、今後は年4回ほど開催する計画だ。

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