台風10号「非常に強い勢力」に 9ダムで事前放流開始

台風10号
2020/9/4 6:34 (2020/9/4 19:26更新)
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台風10号は4日、中心付近の最大風速が45メートル以上の「非常に強い」勢力に変わり、暴風域を伴って日本の南の海上を西寄りに進んだ。今後、特別警報級の猛烈な勢力に発達して沖縄・奄美に接近、九州に接近・上陸するとみられ、気象庁は最大級の警戒を呼び掛けた。

記録的大雨、暴風、高波、高潮が見込まれる。気象庁は国土交通省と合同で異例の2日連続となる臨時記者会見を開き、4日までに備えを終わらせるよう求めた。

国土交通省は洪水被害を防止するため、4日午前10時時点で和歌山、長崎、鹿児島3県の9ダムで事前放流を始めたと発表した。他のダムでも放流の準備を進めている。

航空各社は九州や沖縄・奄美、中国、四国の空港を発着する便を中心に遅延・欠航を検討中で、週明けにかけて影響が拡大しそうだ。

5日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は沖縄50メートル(70メートル)、奄美20メートル(30メートル)。波の高さは沖縄13メートル、奄美8メートル、九州南部6メートル。台風から離れた西日本から東日本の太平洋側も7日にかけて東から南の斜面を中心に総雨量が多くなる恐れがある。

4日正午現在、台風10号は時速約15キロで西北西へ進んだ。中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心の北東側280キロ以内と南西側220キロ以内は風速25メートル以上の暴風域。

今後、南大東島に接近するとみられる6日午前3時には中心付近の最大風速が54メートル以上の「猛烈な台風」に変わり、中心気圧は915ヘクトパスカル、最大瞬間風速が80メートル(時速288キロ)、中心から半径350キロ以内が暴風域になると予想されている。

〔共同〕

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