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名物ふぐ看板、さいなら 大阪・新世界「づぼらや」

通天閣と共に大阪市の繁華街・新世界のシンボルとして知られた、老舗ふぐ料理店「づぼらや」本店の巨大なふぐのちょうちんが3日未明に取り外された。15日に閉店が決まっており、道行く人から「寂しい」と惜しむ声が上がった。

大阪・新世界の「づぼらや」のふぐのちょうちん(5月、上)。3日、撤去され通り掛かった女性は「新世界らしさが無くなって寂しい」と残念そうだった(共同)

ちょうちんは長さ約5メートル、幅約3メートルの立体看板で、店先に浮かぶようにつり上げられていた。づぼらやは1920年創業。新型コロナウイルスの影響などで4月から休業しており、店の入り口付近の垂れ幕には感謝の言葉が記され「ほな!さいなら」と結ばれていた。

近くの居酒屋の男性従業員(23)は「通天閣の前にふぐがあったのに。看板がなくなり、通天閣が見えやすくなってしまった」と寂しそうに笑った。通り掛かりの大阪市のアルバイト男性(42)は「昼夜問わず、ふぐちょうちんと通天閣をバックに写真を撮る人が絶えなかった。大阪を象徴する場所だった」と感慨深げだった。

運営会社によると、人が集まり迷惑が掛かるのを避けるため、未明に取り外した。倉庫で保管し、第三者への引き渡しは考えていない。松田欧一郎社長は「ふぐ屋の看板としての役目を終えた。未明の作業だったが、見守ってくれた人もいた。静かに退場、という感じですね」と話した。

看板は市の野外広告物の基準に反していたが、長年、黙認されていた。〔共同〕

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