/

香川大学と四国水族館が連携 アプリ開発で観光振興

研究など4項目で合意

香川大学は、四国最大級の水族館、四国水族館(香川県宇多津町)の運営会社と連携協定を結んだ。水族館など複数の施設を周遊するスマホ向けアプリの開発など、観光振興や研究など4つのテーマで連携する。教育機関と四国最大級の水族館が連携することで地域の活性化につなげる。

1日付で連携協定を結んだ。香川大学の筧善行学長は「水族館は癒やしの場であるとともに、教育や調査研究の場でもある。地域を盛り上げる一歩としたい」と述べた。水族館の運営会社、四国水族館開発(香川県宇多津町)の流石学社長も、「大学の知的資産と我々の経営資源を合わせて、地域社会の発展につなげる」と意欲を語った。

両者が連携で合意したのは共同研究の推進、教育・人材育成、地域社会への貢献、地域・産業振興の4項目。連携協定に先駆け、香川大学は7月に付属の小学校で共同のオンライン授業を実施した。授業では水族館の従業員が動物について解説しながら、事前に集めた児童からの質問にオンライン会議システム「Zoom」を使って答え、児童らは遠隔地にいながら四国水族館の内部を「見学」した。今後は、付属小学校で海の生き物に関する授業を実施することなどを検討する。

時期は未定だが、香川大学は生物や海洋汚染に関する研究と人材育成、大学生が水族館で経営などを学ぶインターンシップの実施などを検討する。将来的には香川大学は連携事業を授業や単位取得などに組み入れることも視野に入れる。

香川大学の研究実績を活用して館内を楽しめるアプリの開発のほか、観光客に四国のほかの観光施設と合わせて周遊してもらえる仕組み作りにも力を入れる。

四国水族館は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ集客の増加を期待している。開業日を何度も遅らせ4月にオープンしたものの、開業1週間で緊急事態宣言の発令を受けて休館に追い込まれた。6月に再び開業したが、足元の入場者数は計画比約3割減で推移、8月の入場者数は約10万人にとどまったという。今後は香川大学との共同研究などで注目度を高め、集客につなげていく考えだ。

(亀井慶一)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン