コメ新品種「粒すけ」今秋デビュー 千葉県がPR開始

2020/9/3 20:09
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千葉県産コメの新品種「粒すけ」が9月から出荷されるのを前に、県は3日、デビューイベントを開いた。今後、県内を中心にPRを本格化し、認知度向上と消費拡大につなげる。

イベントでは、開発を手がけた県農林総合研究センター水田利用研究室の西川康之室長が登壇し、「10年かけて味を確かめる試験を繰り返し行った。収穫時期から3カ月間はほば毎日、1日7種類を食べ比べ、のべ3500種類を試食した」と開発秘話を明かした。

森田健作知事は「新型コロナウイルスで沈みがちだが、県にとっても明るいニュース」とデビューを祝福。粒すけを使った料理を実食し「粒が大きく、輝いている。少し歯応えと粘りがあっておいしい」と感想を述べた。

県開発の主食用米の新品種は、06年にデビューした「ふさこがね」以来14年ぶり。粒すけは13年かけて開発した。コシヒカリに比べ大粒で、程よい粘りと弾力が特徴。肉や魚など様々な食材に合うほか、リゾットやチャーハンといった料理にも使いやすいという。茎が短く、長雨や強風でも倒れにくいため、安定的に生産できることも強みだ。

県は3日から、粒すけの開発秘話やレシピを紹介する特設ウェブページを公開。車内広告の掲出やリーフレットの配布も順次始め、周知を図る。10月からは県内飲食店約40店舗で粒すけを使ったメニューを提供。注文した人の中から抽選で県産食材などを贈るキャンペーンも実施する予定だ。

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