凸版、AIでガードレールの腐食点検 走行中容易に

2020/9/3 19:44
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凸版印刷は人工知能(AI)で高速道路のガードレール支柱の腐食を点検するシステムの販売を始めた。走行車両から撮影した動画を元に検出する。交通規制せずに補修箇所を特定でき、点検作業の負担を減らす。まず高速道路会社に販売する。将来は鉄道会社向けシステムの開発も視野に入る。

腐食した支柱の画像。時速100キロメートルで走行中でも撮影できる

名称は「ガードレール支柱腐食点検システム」。ロボット開発のイクシス(川崎市)や建築資材製造のケー・エフ・シー(大阪市)と共同開発した。時速80~100キロメートルで走行する車両からガードレール支柱の動画を撮影し、AIで解析する。全支柱に番号を割り振りながら腐食の有無を自動検出することで、補修が必要なガードレールを迅速に特定できる。

通常、高速道路のガードレールの安全性維持管理では、技術者が目視で腐食などの異常を確認するという。本システムで交通規制や作業員の点検などの負担を軽減し、効率的にメンテナンスできる。

イクシスはAI画像解析技術の開発、ケー・エフ・シーが販売を担当する。一般道路や鉄道などにもシステムの応用を検討している。

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