仏風刺紙襲撃テロで初公判 14被告、実行犯支援で起訴

2020/9/3 10:18
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【パリ=共同】フランスで2015年1月、風刺週刊紙シャルリエブド本社が襲撃されるなどした一連のテロで、治安当局が射殺した実行犯3人を支援したなどとして起訴された14人の公判が2日、パリの裁判所で始まった。11月前半まで約50日の審理が予定される。

襲撃されたシャルリエブド前で追悼するパリ市長ら(写真は2019年1月)=ロイター

15年以降、フランスで相次いだイスラム過激派によるテロを巡る最初の大規模公判。歴史的資料とするため審理は全て録画される。地元メディアによると、フランスでテロに関する公判の録画は初めてという。

17人が犠牲となったテロでは、アルジェリア系フランス人のクアシ兄弟が、イスラム教預言者ムハンマドの風刺画を掲載し、物議を醸したシャルリエブドの本社を襲撃するなどし、連携したマリ系フランス人アメディ・クリバリ容疑者がパリのユダヤ系食料品店に立てこもった。14被告は3人の武器調達を支援したなどとして起訴された。

被告のうち3人は欠席のまま裁かれる。1人はクリバリ容疑者と内縁関係にあったハヤト・ブーメディエンヌ被告。テロ前に出国し、シリアに渡ったままだが生存しているとされる。

一方、フランスのマクロン大統領は1日、2日付のシャルリエブドが、テロのきっかけとなったムハンマドの風刺画を再掲載したことを巡り「フランスでは冒涜する自由がある」と指摘した。

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