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朝ドラ「エール」コロナ対策し9月14日放送再開

NHKの連続テレビ小説「エール」が9月14日から放送を再開する。新型コロナウイルスの感染拡大で4月1日に収録を休止、放送も6月27日の第13週で中断していた。コロナ対策をして6月中旬に再び収録をスタートさせ、2カ月半ぶりに放送再開にこぎ着けた。

収録現場はそれまでと一変した。俳優はマスクとフェースシールドを着用して本番のみ外し、スタッフはマスクとフェースシールドをしたまま撮影に臨む。スタジオに入ることができる人数も制限し、収録の合間にスタジオ前で出演者とスタッフが語り合うことも避けるようにした。合唱のシーンでは横1列に並ぶのではなく、ジグザクに配置して出演者同士を離したほか、1つのシーンを撮影するためのテーク数も減らすなどの工夫をしているという。「家の中のシーンで俳優同士の距離を取ると違和感があるが、できるだけ密を避けるようにしている。感覚としては、これまでより2割ぐらい時間が多くかかる」と制作統括の土屋勝裕氏は語る。

「エール」は1964年の東京五輪の入場行進曲や歌謡曲「長崎の鐘」などで知られる作曲家・古関裕而と妻・金子をモデルに、激動の昭和時代を生きた作曲家夫妻をフィクションとして描いている。放送再開の第14週では主人公の古山裕一(窪田正孝)・音(二階堂ふみ)夫妻の家に、茨城県から弟子入りを懇願する青年が訪ねてくる。今後の放送では「露営の歌」が大ヒットするなどはからずも戦時歌謡の担い手と注目され、戦後、うちひしがれた人々を励ました「長崎の鐘」を作曲する様子などが描かれる。「これまでは明るくコミカルな場面が多かったが、戦争パートは少し重々しくなる。そういうところがあるからこそ戦後の華やかで楽しい時代がより魅力的に見えると思う」と土屋氏。

当初の予定では全130回、9月26日で放送を終えるはずだったが、10回短縮して11月28日までの放送と決まった。「手探りで収録を再スタートし、ようやくペースをつかんできたところ。(放送期間という)物理的な問題はあるが、期待に応えるドラマにしたい」と土屋氏は話す。

(関原のり子)

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