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NYダウ続伸、454ドル高 コロナ前の2万9000ドル回復

(更新)

【NQNニューヨーク=岩本貴子】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比454ドル84セント(1.6%)高の2万9100ドル50セントで終えた。上げ幅は一時500ドルを超えた。2万9000ドル台を回復するのは新型コロナウイルスへの懸念が広がった2月下旬以来。2日発表の米経済統計を受けて景気回復が続いているとの見方が強まり、主力ハイテク株に比べ出遅れていた銘柄が幅広く買われた。

調査会社オートデータが1日発表した8月の米自動車販売台数は前年同月比12%減と減少幅が縮小しつつある。米雇用サービス会社ADPが2日発表した8月の全米雇用リポートによると、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)は前月から42万8000人増え、増加幅は前月(21万2000人)より大きかった。米景気の緩やかな拡大が続いているとの見方が広がり、買い安心感につながった。

市場では「株価指標面の割高感が強まる中でも相場上昇が止まらず、運用成績が株価指数を下回ることを恐れた投資家がやむなく買っている」との見方が聞かれた。ファンダメンタルズ(基礎的条件)より、短期的なトレンドを重視して売買する「商品投資顧問(CTA)」と呼ばれる投資家の買いを指摘する声もあった。

巨大ハイテク株に比べ出遅れていた銘柄に循環物色的な買いが入り、飲料のコカ・コーラやIT(情報技術)のIBMが大幅に上昇。化学のダウや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)、建機のキャタピラーなど資本財株も高い。ソフトウエアのマイクロソフトやSNS(交流サイト)のフェイスブックなど主力ハイテク株の一角にも買いが続いた。

一方、このところ上昇ピッチが急だった銘柄には利益確定売りが出て、スマートフォンのアップルは反落。大口投資家の売却が明らかになった電気自動車のテスラも安い。顧客情報管理大手のセールスフォース・ドットコムも下げた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸した。前日比116.78ポイント(1.0%)高の1万2056.44と初めて1万2000台に乗せて終えた。

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