サウジ、UAE・イスラエル間の航空便の上空通過を容認

2020/9/3 0:33 (2020/9/3 0:50更新)
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【イスタンブール=木寺もも子】サウジアラビアは2日、国交正常化で合意したイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)間の航空便が自国上空を通過するのを認める方針を明らかにした。これまでイスラエルへのボイコットの一環として、同国を発着するほとんどの航空便の通過を認めていなかった。

サウジ国営通信によると、UAE側から正式な要請があった。米国のクシュナー大統領上級顧問は1日、サウジの首都リヤドでムハンマド皇太子と会談しており、容認を後押ししたものとみられる。サウジの合意を取り付けたことで、イスラエル―UAE間の定期便就航が前進しそうだ。

サウジはイスラエルを名指しせず、UAEを発着するすべての国の便を受け入れるとした。両国の国交正常化を受け入れる一方で、自らは急いで追随しない姿勢を見せている。アラブ世界の事実上のリーダーとして、パレスチナ問題が先決との立場を維持している。

サウジのファイサル外相は2日のツイッターで「イスラエルを上空に入れることは、パレスチナへの態度の変化を意味するものではない」と述べた。

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