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仏大統領がイラク訪問 トルコけん制か

バグダッドで会談するマクロン仏大統領(左)とイラクのカディミ首相(2日)=ロイター

【カイロ=久門武史】フランスのマクロン大統領は2日、イラクの首都バグダッドを訪れ、カディミ首相らと会談した。記者会見で中東の過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いを支援し続けると強調するとともに「外国からの介入も難題だ」と指摘した。仏メディアは、イラクの隣国トルコへのけん制だとの観測を伝えた。

マクロン氏はイラクの「主権」を支持するのが訪問の目的だと表明した。AFP通信は、トルコへのメッセージだとするイラク政府関係者の見方を伝えた。トルコ軍が6月にイラク北部のクルド人自治区を越境攻撃したことが念頭にあるとみられる。フランスとトルコは、リビア情勢や東地中海の天然ガスを巡り緊張関係にある。

AP通信によると、マクロン氏は5月にカディミ政権が発足してからイラクを公式訪問した初の外国首脳となった。イラク入りを公表したのは直前で、レバノンの首都ベイルートに続いて訪れた。

イラクでは2003年のイラク戦争でフセイン政権が崩壊後、混乱が続く。14年にISが台頭し、掃討作戦が一巡してからも政情は安定していない。イラクのイスラム教シーア派政権を支援するイランと、米国とのさや当ての最前線でもある。今年の初めには米軍がイラン革命防衛隊の精鋭部隊の司令官をバグダッドでの無人機攻撃で殺害している。

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