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カントリーリスク、悪化国数が最多 R&I調査

欧州で最も早く感染が広がったのはイタリアだった(3月、ブレシアの病院)=ロイター

格付投資情報センター(R&I)が7月に実施したカントリーリスク調査で、評価点が前回1月調査より悪化したのは67の国・地域だった。比較できる1995年以降で最多だ。新型コロナウイルスによる経済活動の停滞や大規模な財政出動により、各国の先行き不透明感が高まった。

R&Iが国内の大手銀行やシンクタンクなどにアンケート調査をした。評価点は10点満点で、投資リスクが低いとみなされる国・地域ほど評価点は高い。新型コロナの感染が中国以外に広がってから初めての調査だ。

評価点の変化幅が大きい主な国

主要国で評価点の悪化幅が最も大きかったのは0.7ポイント悪化したイタリア。もともと財政基盤が弱いうえ、欧州で最も早く感染が広がった。厳しい都市封鎖で経済に急ブレーキがかかった。累計の死者の数で欧州最多の英国も評価点は0.6ポイント悪化した。

新興国ではブラジルや南アフリカの評価点が悪化した。新型コロナの爆発的な感染拡大に加えて「資金の国外流出が続いていることも投資家の懸念につながった」(R&Iの原一樹チーフアナリスト)。ブラジルレアルや南アランドは対ドルで過去最安値圏にある。

一方、オーストラリアやニュージーランドなど10の国・地域は総合評価が上昇した。特にニュージーランドは、早期に新型コロナの感染「第1波」を抑え込んだことが評価されたもようだ。

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