滋賀大データサイエンス学部 SNS分析 学生が起業

2020/9/2 19:00
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データ分析のスタートアップを起業し、滋賀大学の位田隆一学長(左)から大学発ベンチャーの認定証を受け取る井本望夢さん(2日、滋賀県庁)

データ分析のスタートアップを起業し、滋賀大学の位田隆一学長(左)から大学発ベンチャーの認定証を受け取る井本望夢さん(2日、滋賀県庁)

滋賀大学データサイエンス学部の在学生がデータ分析のスタートアップ企業を設立し、同大学は2社目の大学発企業として認定した。SNS(交流サイト)などの分析を通じて企業をコンサルティングする合同会社「mitei(ミテイ)」で、4年生の井本望夢(みゆ)さんが代表社員を務める。2日に記者会見し、「5年後に1千万円を大学に寄付する」と目標を語った。

ミテイは本社を滋賀県彦根市に置く。すでに地元の生活雑貨メーカーとコンサルティング契約を結び、ツイッターやインスタグラムなどの投稿を分析して商品開発や販売促進への活用をめざす。事務作業の自動化やデータ分析の人材育成にも取り組む。

これまでデータ分析に縁のなかった中小企業などにもきめ細かくコンサルすることで、5年後の利益目標を6900万円と設定する。滋賀大は学内施設の利用、彦根商工会議所も会員企業の紹介などで支援する。

滋賀大は2017年に全国初のデータサイエンス学部を設置し、井本さんは1期生。学部長の竹村彰通教授は「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で企業は今までの手法を変える必要に迫られている。データサイエンスを生かすことが重要になっており、ミテイのビジネスチャンスにもつながる」と語った。

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