菓子製造販売のゆう幸、本社工場を増改築 生産倍増

2020/9/2 17:38
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菓子製造販売のゆう幸(秋田市)は本社工場を増改築し、生産能力を倍増する。同社が展開する高級菓子店「くら吉」は百貨店が営業を再開した6月以降、富裕層の自家消費や近場の手土産需要に支えられ好調という。今後の新規出店をにらみ、増産できるように準備する。

秋田県上小阿仁村の食用ホオズキを使った「ほおずきウィッチ」など高価格帯の菓子が人気

現在本社工場内にある事務所を移転し、112平方メートル増床し302平方メートルに広げる。作業スペースを拡張し、包装室や冷凍庫を新設する。生産能力は月商3000万円規模と現在の2倍に増やす。先行して2階建ての事務所(218平方メートル)を工場の隣に建てる。商談できるショールームも設ける。

事務所は12月に、本社工場の改築は2021年2~3月に完成する予定だ。投資額は6000万円。秋田市や秋田銀行などが出資する「秋田市『未来応援』ファンド」が同社に3000万円出資しており、ファンドから得た資金や自己資金を増改築に充てる。

ゆう幸の20年5月期の売上高は1億4000万円。秋田県仙北市の西明寺栗や同県上小阿仁村の食用ホオズキなど地元食材を使った高価格帯の菓子を得意とする。

2月には首都圏1号店として「くら吉松屋銀座店」を出店した。百貨店内3店舗が好調で「新規出店の要請が増えている」(佐々木幸生社長)という。

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